アルコールを控えたい日に、妊娠中・授乳中に、ノンアルコールビールを飲んでいるという方も多いですよね。
店頭にはさまざまな種類の商品が並んでいますが、裏を確認したことはありますか?
実はノンアルコールビールは通常のビールよりも気をつけなければならない飲み物なんです。
「健康の為に選んでいたつもりが逆効果だった…!」とならないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
こんな人におすすめ
- 普段ノンアルコールビールを飲んでいる
- ノンアルコールビールを選ぶときに気をつけることが知りたい
- 無添加でおいしいノンアルコールビールが知りたい
私は大のビール好きなのですが、普段は身体を労わりノンアルです!
さまざまな商品を飲み比べて辿り着いた、飲んだ方が身体に良い、最高においしいノンアルビールも紹介しますね!
(毎月1ケース買い足しているほど大好きな商品なんです…!)
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ビールの選び方の記事についてはこちらをご覧ください。
ノンアルコールビールは添加物に気をつけよう
ノンアルコールビールは本物のビールの味に近づけるように様々な食品添加物が使用されています。
食品添加物単体での安全性は確保されているものの(とはいえ、怪しいものも沢山あります)、複合的な試験はほとんどされておらず、たくさんの種類の添加物が含まれる飲み物を身体にとり入れることはおすすめできません。
では、どのような添加物が使用されているのか、その問題点をチェックしてみましょう。
人工的な甘味料
よく使用されるのが「アセスルファムK」です。2000年に認可された新しい添加物で、砂糖の約200倍の甘味があります。1度認可されたものが実は危険だったという例も過去にあり、私は食品の安全性を評価する上で、使われている期間の長さは外せないと思っています。
体内で分解されにくい物質で、アセスルファムKが含むエサをイヌに2年間与えた実験では、リンパ球の減少、肝機能障害がみられました。
乳化剤
水と油を混じりやすくする添加物です。合成・天然どちらもあり、安全性の高いものから低いものまで様々ですが、一括表示(用途のみ記載し、物質名は省ける)が認められているので、どれをいくつ使用しているのかは消費者には分かりません。
カラメル色素
褐色に着色する添加物です。カラメル色素にはⅠ〜Ⅳまであり、IとⅡの安全性は高いのですが、ⅢとⅣに含まれる4-メチルイミダゾールは動物実験で発がん性が認められています。どれが使われているか分からない点に問題があります。
調味料(アミノ酸)
うま味を付ける添加物です。
もともと食品に含まれるうま味成分を化学的に合成したり、発酵法で生産しているため、毒性の強いものはありません。
しかし、強いうま味に慣れてしまうことで味の濃いものが欲しくなり、結果として塩分過剰になっている例を、病院で栄養指導をしている中でよく見かけます。
香料
合成のものが約160種類、天然のものが約600種類あり、組み合わせて様々な香りを作り出します。一括表示によりどれをいくつ使用しているのかは消費者には分かりません。
酸味料
酸味を付けたり、保存性を高める添加物です。合成・天然どちらもありますが、毒性はそれほどないとされています。ただ、コンビニ弁当1つに10種類程度の酸味料が使用されることもあり、複合的な影響は不明です。
酸化防止剤
食品が酸化して味や色、香りなどが悪くなることを防ぐ添加物です。合成・天然どちらもあり、毒性も様々です。
良いノンアルコールビールとは?
では、どんな商品を選べば良いのでしょうか。
ノンアルコールビールは製造方法が、脱アルコール、発酵を抑える、ビール風に味付けをする等さまざまです。ビール風に味付けをされた商品には食品添加物が使われることが多いので注意しましょう。
余計なものを使用せず、ビールとほぼ変わらない原料で作られた商品が良いノンアルコールビールと言えます。
おすすめ「ノンルコールビール」4選
市場に出回っている、懸念される添加物不使用のノンルコールビールを4つご紹介していきます!
ヴェリタスブロイ
ヴェリタスブロイはドイツの脱アルコールビールで、あっさり飲みやすいのが特徴!どんな料理にも合います。
ノンアルコールビールとは思えないほどキリッとした飲み口で、お風呂上がりの一杯にも最適!
日本人にとても馴染みのあるピルスナータイプです。
他のノンアルコールビールは満腹感を感じやすいのですが、ヴェリタスブロイは何本でも飲めちゃいます!
原材料:モルト、ホップ、ビール酵母、天然水
クラウスターラー
クラウスターラーはドイツのビールテイスト飲料で、黒ビールに近い味わい。
濃厚なモルトの香りとすっきりとした甘みが特徴で、ソーセージと一緒に飲みたいビールです。
スタウト系の味わいなのでギネスビールと同じジャンルのビールです
原材料:大麦麦芽/ホップエキス、炭酸
龍馬1865
龍馬1865は日本のノンアルコールビールで、製造方法は企業秘密とされています。
炭酸感が強く、芋の甘みのような味わいです。
ピルスナータイプ特有の爽快さもありながら、いも焼酎の芳香を微かに感じられます。
じっくり飲むのに最適なノンアルコールビールです。
原材料:麦芽(ドイツ製造又はイギリス製造又はその他製造)、ロースト麦芽、ホップ/炭酸
RIZAP監修 プレミアムノンアルコールビールテイスト飲料
日本のビールテイスト飲料で、炭酸感は弱め、干し芋のような甘みがあり、香りが良いという特徴があります。
RIZAP監修だからなのか飲みごたえ抜群で、満足感が得られるビールです。
原材料:麦芽抽出物(オランダ製造)、ホップ抽出物/炭酸
1番美味しいのはどれ?〜徹底比較〜
4つの中で、どれが美味しいのか気になる方も多いのではないでしょうか?気になるあなたの為に、味と内容を徹底的に比較しておすすめを決定しました!
ヴェリタスブロイ | クラウスターラー | 龍馬1865 | RIZAP | |
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製造方法 | 脱アルコール | ビールテイスト | 企業秘密 | ビールテイスト |
カロリー | 36[kcal /缶] | 86[kcal /缶] | 42[kcal /缶] | 42[kcal /缶] |
糖質 | 8.3[g/缶] | 9.2[g/缶] | 9.8[g/缶] | 9.8[g/缶] |
プリン体 | 検査していない | 不明 | 0 | 不明 |
味 | あっさり | しっかり | 甘みあり | 甘み強い |
アルコール | 0.00% | 0% | 0.000% | 0.00% |
購入する | 購入する | 購入する | 購入する |
※酒税法ではアルコール分が1%以上の飲料を酒類としています。クラウスターラーには1%未満の微量のアルコールが含まれています。
私の1番のおすすめは圧倒的に「ヴェリタスブロイ」です!
おすすめする理由は味だけではありません。
モルト、ホップ、ビール酵母と醗酵によってもたらされる天然の栄養素(必須アミノ酸・ビタミン・ミネラル)をたくさん含んでいることが厚生労働省登録の分析機関によって証明されています。
家族や友人にもおすすめしましたが、全員が見事にハマっています。ノンアルコールビールなんて美味しくない…!そう思っている方にこそ、是非試してみて欲しいです。
人によっては「クラウスターラー」が好き!という場合もあります。ここは完全に好みになるので、是非飲み比べしてみてください。
まとめ
ノンアルコールビールといっても、たくさんの製造方法や種類があることがお分かりいただけましたでしょうか?
本当は日本の企業を応援したい気持ちがあるのですが、頻繁に飲む・料理に合わせることを考えるとドイツの「ヴェリタスブロイ」が1番でした。
ノンアルコールビールは、ビールが飲めない時の代わりという概念を壊してくれた商品です。
アミノ酸やミネラルを含んだ、まさに「飲まないより飲んだほうが良いノンアルコールビール」を是非試してみてください!